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こんばんは。

早いもので11月になりました。

昨日は井伊智美さん焼絵展「包まれし君」に行ってきました。

なんと、、、井伊さんは私の展示会でお話ししたことのある方で、新聞でお顔を拝見したときは驚きました。

実際の絵は、どれも優しく、絵の中では木が成長し続け、そこには風が吹いていました。

壁掛けの絵ではない何かを感じる、ふしぎな絵。

中でも、「時の声」という作品は素晴らしかったです。

1畳半位の横長の作品。

画面左には濃く力強く描かれた樹。画面右には優しく描かれたクワズイモ。画面中央は空白。

立ち位置で絵の見え方が変化する。

正面に対して画面左よりに立ち鑑賞すると樹が濃く、クワズイモが薄く見え、樹の気持ちになり大きい時の流れを感じる。

やがて朽ちていくクワズイモ。土にかえり、また新しい芽が生えていく。命の循環。

一方、画面右よりに立ち鑑賞すると、先程よりクワズイモが濃く見え、今まさにどこかで生きているクワズイモの時を感じる。

いまこの時間、陽を浴び、風を浴び、水を吸い、すくすくと天に向かって伸びていき、やがて土にかえる。

井伊さんご本人が制作中の休憩中に絵の見え方の変化に気づいたと言っていた。

意図せずこの面白さが生まれてきたことで、より作品から感じるものがあった。



また井伊さんご本人が言っていた印象的な言葉たち。

「描きながら細部がわからなくなると本物の樹を見に何度も足を運び、眺める。
眺めると樹を見て枝を見て葉を見る。そして葉の中を見る。どんどん細かい世界が広がっていく」

「絵の書き終わりは、絵からもうここまでと言われることもあれば、数日眺めて見極める。その完成の線引きが難しい」

「なぜ樹を描くのか、自分でもわからない」

それを聞いて、うんうんと共感できるものをありなんだかニコニコして聞いてしまった。

描くこと、樹という存在が本当にすきなこと。その真っ直ぐさが心地よかった。

難しいことはおいておいて、ただすきという気持ちが心に届く作品となることを感じた。

作品のフレーム、会場内のフレーム、小物、全てご本人が作り、

会場内の音楽はご本人とパートナーの方が作った音楽。ビオラの音がメインでとても素敵。

こころが暖かく優しい風に包まれたような展示会でした。

明日8日日曜日までパレット久茂地市民ギャラリーにて開催中です。

みなさま、ぜひ行ってみてください。オススメです!



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プロフィール

earthphotographermn

Author:earthphotographermn
西 美都 Miyako Nishi

1989 東京生まれ
東京工芸大学 写真学科卒業
Earth photographer西美都として写真活動をするかたわら、
a piece of earth としてアクセサリー制作・販売。


* Earth photographer *
2012年11月静岡県アクトシティ浜松交流センターにて初個展開催後、
同個展「 natural 」を沖縄県ジュンク堂 那覇店にて開催。

「心が求める場所で、目の前の景色の中にある自分の見たい世界。
目に映る景色よりも心に映る世界。本物よりも本当の景色」 を写真で表現。

現在沖縄を拠点に、作品の持つ世界観をより体感してもらうため、
撮影した写真を拾い集めた流木のフレームにおさめて展示を行う。

【HP】
http://earthphotographer-miyako.com/




* a piece of earth *
地球のヒトカケラ-テーマに、貝殻・羽・石など自然のパーツを使用したアクセサリー制作・販売を行う。

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